【エステ最上位資格】AEAインターナショナル筆記資格受けてきた件について

日常

エステの協会は大きく『エステティック協会』と『エステティック業協会』という2つの団体があります。

今回はエステティック業協会のエステティシャン最高峰【AEAインターナショナル筆記試験】を受けてきました。

読まないでも何となく分かるだろう、覚えているだろうと思いつつテキストを読み返してみるとまあまあ覚えてないというかそもそもこんな事習ったっけ?と一から学び直しになり大変苦労しました。

そんな事もあり、これから筆記試験を受けようと思っている方の参考になればと思い対策をここに書き記します。

順序を追ってお話しますので知りたい所だけ読みたい方は目次から飛んで下さい。

AEAインターナショナル筆記試験の範囲

テスト範囲は認定エステティシャン、上級エステティシャン、インターナショナルエステティシャンどのランクも変わらず、全教科書と例題集となります。

認定と上級は4択問題100問出題となりますが、インターナショナルは4択問題だけでなく『記述問題20問』がプラスされます、なので合計120問です。

正答率も

  • 上級エステティシャン→70%
  • インターナショナル→80%

なので上級だと70問当たれば合格、インターナショナルは96問正解がギリギリ合格ラインです。

上級エステティシャンまでの筆記であれば例題集1冊を読み込んでおけば合格できます。

ただ、インターナショナルの場合、問題数が20問増える上に、合格正答率も10%上昇するためちゃんと勉強をしておかないと合格は難しいでしょう。

記述問題はテキスト(解剖生理学や皮膚化学の教科書)から出題されるパターンもあり、テキストを読み込んでおかないとそもそも解けない、答えが分からない問題もいくつかありました。

あきら
あきら

因みに私は200ページある例題集しかやってなかったのでテキスト問題はほぼ分からなくて勘で答えたよ!

絶対に受かりたい、不安な気持ちで試験に挑みたくない!と言う方は絶対にテキストを読み込みましょう。

4択問題が100問出題で、合格ラインが96問正解なので例題集しかやってないとなるとほぼ全ての4択問題を当てなければなりません。

テスト当日、心理的にかなりのプレッシャーになるため面倒くさがらずにテキストは全部1回は目を通して下さい。

テキストの章のまとめに記載されている問題などからも出題される可能性があります。

記述問題は例題集をしっかりやり込んで、テキストに目を通しておけば自然と解ける程度の難易度です。

再試験になると再度¥17,600振り込まないと受験が出来ないので是非1回で決めましょう!

試験対策裏技

とはいえね、真面目に勉強はしたくないんですよ。

特に自分がと取得しようと熱意に溢れたものでなく他人から強要されたものなら尚更です。

なので少しでも勉強時間を短縮したい方に、私が実践したズボラ受験対策方法をお伝えします。

私はキチンと知識として身につけるんだ!という素晴らしい心根の方はここの項目は飛ばしてください。

今からお話するのはあくまでも受かればいいという方法なので、瞬間記憶になる分試験が終わればすぐ忘れてしまうので自分の身(知識)にはなりません。

了解したよ!という方のみ以下スクロールしてください。

方法を箇条書きしますと

  • YouTubeで『クラシック 作業用BGM』または『クラシック 勉強用』で検索→イヤホン装着
  • 例題集(分厚い方)とノートとペンを用意
  • クラシックを聴きながらひたすら問題を解く(例題集のみ)
  • 間違えたところはチェックを入れて正解するまで同じ問題を出題し続ける

以上です。

どこが裏技やねん、と思われるかもしれませんがこれが日々頑張りたくない人向けの短期集中型学習だと個人的に思っています。

テキストは一切読みません、なぜなら記述問題は全て捨てているからです。

例題集のみに全集中(全振り)する方法なので自分の中で範囲が絞られる分正答率の精度は上がります。

重要なのが勉強中に必ずクラシックを聴くことです。

集中力が乏しく普段机に向かうことが出来ない私でもクラシックさえ流せば6時間程は注意力・集中力が途切れることはありませんでした(個人差はあります)

クラシックには集中力を上げたり、イライラの軽減作用や仕事の効率化アップが期待できるんです。

音楽ならなんでもいい訳ではなく、必ずクラシックを聴くようにして下さい。

ここはアレンジ厳禁です。

因みに私は試験3日前から仕事終わりに勉強し始めましたが無事合格出来ました。

学習時間は全日にち合計して10時間程度でしょうか、例題集を200ページ解くのにかなり時間を要します。

全部で3回通り例題集を解いたので、回数を重ねる毎にスピード精度が上がっていきました。

ただ何回やっても解けない、間違える問題もありますよね?

そういった問題のみ内容を理解するためにGoogle検索して理論を落とし込む、という方法を取りました。

なので基本テキストは開きません。

自信を持って推奨できる方法ではないので最低限の勉強で終わらせたい!という方のみ試して見てください。

試験はテスト試験期日内ならいつでも受けることができる

筆記試験はCBTテストセンターを通して受験します。

全国で受けることが出来るので、申し込み期間になったら生活圏内の会場を探して仮予約して2日~3日以内に支払いを済ませればOKです。

試験期間ギリギリに申し込むと近場が空いてない、という可能性があるので早めの申し込みがオススメです。

そして万が一、筆記試験に落ちてしまったとしても3回までなら受け直す事ができます。

但し都度、再試験料としてしっかりお金がかかります。

あきら
あきら

再度¥17,600支払うのはえぐい…

万全な対策をして1回で合格出来るように準備をオススメします。

試験当日

試験当日前夜はしっかり睡眠をとりましょう。

4択問題といえど、解き終わったとに見返すと本当に答えがあっているか不安になりますがここで睡眠不足で頭が働かないと変な思い違いをしてケアレスミスを招いてしまうかもしれません。

特に記述問題だと言葉が思い浮かんでも漢字が本当にこれで合っているか分からなくなります。

私が実際にやってしまったのが答えが【薬機法】なのに薬基法と入力してしまったり、答えが【コンサルテーションシート】なのにコンサルテーションまでしか入力しておらず不正解になってしまったり。

しっかり寝て頭をクリアにしておかないと、こういった防げたはずのケアレスミスを引き起こしかねません。

こんなミスを連発して万が一不合格になろうもんならショックどころの話ではないですよね。

肝心の筆記試験会場ですが、私がいった会場は小さなパソコン教室のような場所でした。

小さい部屋にパソコンが何台も置いてあり、隣の人に干渉できないようにパーテーションで一つ一つ座席が区切られています。

日曜日に筆記試験を受けたのでそれなりに人がいました、周りの方々は後ろからちらっとみると簿記や他の試験を受けている様子。

エステティシャンの卵の当時に受けた認定試験の時は、大きい会場に集められ一斉に鉛筆でマークシートに記入というスタイルだったので今は空いてる時間や好きなタイミングで受けることができるので便利になったなという印象です。

問題が終わったら試験終了のボタンを押して合格・不合格通知の紙をコピーし受け取ったら終了です。

どの範囲でどれぐらいの正答率だったかがその場で分かります。

ちなみに私の正答率は84%とかなりギリギリでした。

あきら
あきら

たとえギリギリでも受かったらこっちのもん!

こうみると記述問題でかなり落としているのが分かります。

最初に偉そうにテキストは全部読むべき、例題集は完璧に、なんて話しましたが実は私例題集しか勉強せず本番を迎えました。

そのためテキストから出題された問題の答えが全く出てこなかったのです。

落ちたらどうしよう…と問題を解き終わった後に終了ボタンを押す手が震えていました。

このブログを読んで下さっているアナタには、こんな思いをして欲しくないのでちゃんとテキストまでしっかり読んで欲しいのです。

記述問題はすごく難しい問題が出るわけでなく、テキストを読んでいれば必ず答えが思い浮かぶ質問なのでちゃんと1回は目を通すのが肝心です。

試験が終わった後に答えを確かめると、ああそういえばこんな名前だったな…なんでテスト中に思いつかなかったんだろうと自分の記憶の中身を取り出せなかったことにひどくがっかりします。

くどい様ですがめんどくさがらずに、テキストもちゃんと読みましょう。

試験合格後の手続き

合格したらはい終わり!ではなく合格した旨をエステティック業協会に報告をしなければなりません。

協会宛にメールで以下のものを貼付して送ります。

  • 実務経歴書(現勤務先の社長印が必要)
  • 過去のディプロマ
  • 給与明細(必要に応じて)

実務経歴書はエステティック業協会のPDFデータを使用。

経歴に詐称が無いことを証明するために、勤務先の印鑑(シャチハタ等はNG)が必要になります。

勤務先から押印が貰えない場合は源泉徴収票、ねんきん定期便、給与名刺入れなどを期間分提出すればOKです。

提出期間が合格から2週間なので、合格次第忘れないうちにデータを業協会に送ってしまいましょう。

最後に

今回ひょんな事からインターナショナル筆記試験を受験する事になりましたが、そもそも自分は取得意思がなく会社から半ば強制の様な形でした。

費用等全て会社負担でしたがその分落ちた時のプレッシャーもあり、なのにギリギリまで試験勉強をやらないという大変不真面目な性格のため自分で自分を苦しめる形となりました。

ハッキリ言って合格通知の文字を見るまでは生きた心地がしなかったので、これから受験を受ける意志のある方は自らハードモードにせず、万全の準備で当日を迎えてください。

少しでもお役に立てますように!

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